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オータム(イエベ秋)は日本人に少ない?理由や勘違いする人の特徴を解説

日本人は黄色人種ですが、パーソナルカラー診断をすると意外とイエローベースの方は少なく、でも自己判断でオータムだと思っている方は意外と多いです。今回のブログでは、その原因や特徴、勘違いする方の本当のパーソナルカラーを解説します!

監修:清水 充子

【取得資格】

パーソナルカラリスト1級認定講師/トータルカラリスト1級認定講師/色彩診断士/『カラースペース・ワム』パーソナルカラリストスペシャリストコース卒業/日本フラワーデザイナー協会1級(NFD)認定講師/プリザーブドフラワーデザイナー プリザーブドフラワー芸術協会(P.A.A.)1級認定講師/検定指導員

オータム(イエベ秋)の日本人の特徴

イエローベースでハードなイメージのオータム。
つまり、甘く優しいタイプの物より知的で落ち着きのある重厚な物がお似合いです。
かわいいイメージより、ナチュラルでかっこよいイメージに揃えないと、バランスが崩れそこだけが浮いてみえてしまいます。

オータム(イエベ秋)の似合う色や特徴についてのブログはこちらから

日本人はオータム(イエベ秋)が少ない?

私は現在仙台市在住ですが、今までの経験上実際オータムの方はそれほど多くいらっしゃいません。
高校の生徒でいうと、20人に1人いるかどうかというくらいです。

地域性や趣味やスポーツの集まりやすいところがあるかどうかは分かりませんが、全国的に1番多いのはサマーの方々です。

イエベ秋(オータム)だと勘違いする方の特徴

1.自分は華やかなタイプではないと思っていらっしゃる方
2.明るい色は似合わないと考えていらっしゃる方
3.かわいらしいものが似合わないと思っていらっしゃる方
4.アースカラー、オータムのスタイルが好きな方
5.ご自分で肌が黄色いと感じていらっしゃる方

イエベ秋(オータム)だと勘違いしてしまう理由

上記のそれぞれの方について考えてみましょう。

1.自分は華やかなタイプではないと思っている

4つのシーズンの中で華やかなイメージなのは、明るく澄んだ色の多色配色がお似合いのスプリング方と、はっきりとした印象と眼力をお持ちで原色と無彩色がお似合いのウインターです。

自己診断で途中で迷いが生じた場合、4つのシーズンの色やスタイリングを見て、そう思っている方は、まずこの2つは削除されるでしょう。
残りの2つのシーズンのサマーとオータムは、落ち着きが感じられるタイプですが、柔らかい女性らしさや可愛らしさをご自分に感じていない場合、「オータムかも」となるかもしれません。

2.明るい色は似合わないと考えている

単に着てみたことがないという理由が1番目に考えられます。
診断士にあててもらうほど普段多くの色を試されている方はそう多くいらっしゃらないと思います。
あるいは、試した明るい色が間違っていて、明るい色は似合わないと思い込んでしまっているのかもしれませんし、そのスタイリングが間違っていたのかもしれません。柄や配色、生地感やデザインなどが原因の場合も似合わないと勘違いしてしまう原因になると思います。

4つのシーズンの色はそれぞれ明るい色から暗い色まで様々です。ですがその色を詳しく知らずに自己判断してしまうと間違いが生じます。

例えばサマーにも茶色はあるので、それがサマーの似合う茶色であると認識せずに
「茶色が似合うからオータム」と考えてしまうこともあると思います。

3.可愛らしいものが似合わないと思っている

甘いものが似合わないと思っていらっしゃる方は、実はスプリングの方にもいらっしゃいます。
サマーの方でも、背が高くスポーツなどの経験者で体格の良い方などもいらっしゃいますので、そういう方は「花柄やリボンがお似合い」などと書かれていてもピンとこないかもしれません。

同じシーズンでも、お似合いになる色やスタイルは様々で、柄の大きさなども人によって印象に合わせて選ぶ事が大切になります。

先日のお客様は、サマーでしたが背が高く体格の良いスポーテイなタイプの方でした。お買い物同行をして、少しくすんだネイビーの甘さ少なめのシンプルなワンピースをお勧めしました。

そのワンピースは、柔かな生地、ゆるやかな広がりすぎないAライン、襟は小さめで角があまり強調されていないこと、襟の開きがⅤでも鋭角な開きではない、ボタンは小さめで生地と同色であるなどソフトタイプの要素が多く含まれています。

ハード系のウインターの方なら、くすまないネイビー、生地感は厚めで形はストレート、襟は大きめで角が尖っていること、襟の開きも鋭角でストレートラインを強調したもの。ボタンは大きめで、生地と対照的な色などのスタイルがお似合いになるでしょう。

また、オータムの方ならまず青は緑がかった青じゃないとお顔が青ざめてしまいます。生地は厚めで多く、広がりの大きいボリーミーなAライン、襟は大きくポイントで別色か皮でパイピングなどちょっと凝ったデザイン。ボタンと襟の縁取り、前立てが同色のようなイメージでしょうか。

スプリングの方のスタイリングなら、ウエストで切り替えのある
ギャザースカートタイプ。袖はパフスリーブ、丸襟、コロンと小さいボタンなどがついているとかわいらしくなります。

同時に花柄を着たことがないとおっしゃった上記のお客様に、ピンクから紫の色のグラデーションの色使いのTシャツをお勧めしたところすっかり気に入って頂きました。
つまりは、条件が揃っているスタイルなら、充分かわいい物がお似合いなのですが、まだそのようなものに出会っていないだけかもしれません。

4.アースカラーやオータムのスタイルが好き

以前専門学校の生徒さんにウインターなのですが、古着が大好きという生徒さんがいました。
古着はどうしてもナチュラルなアメリカ人のオータムが似合いそうなアースカラーが多く、それが大好きだった彼女はなかなかウインターの診断結果に納得がいかない風でしたが、古着の中にもウインターの原色も多いので、授業で訪れたお店で、色とスタイルの組み合わせを選んで紹介したところ、他の生徒さんの「似合う」の声にも押されて、次第にどれを選べば、古着の中でも似合うものが着られるのかがわかってきたようでした。
それでもオータムの色や服が好きなのは変わりはないようでしたが。

サマーの中にも白やグレーで薄めたアースカラーに近い色があり、それをアースカラーと思い違いをすると「オータム」なのではないかと思うのかもしれません。オータムの色は、白で薄めた色は無く、薄まっているとすれば、黄色で薄めたような色と言えるかもしれません。ベースがイエローなので当然ですが。
その違いがわからないと、緑なのでオータムじゃないかなということになるかもしれません。

5.自分で肌が黄色いと感じている

同じ日本人でもお肌の色は、様々です。
診断用の色のバリエーションは日本人に合う色を選んでいますし、黄色いのはあまり気にしないで大丈夫です。

サマーやウインターの方にも肌の色が褐色の方は、沢山いらっしゃいます。そこに黄色人種の黄みが加わるので黄みを強く感じたとしても仕方がありません。

高校の生徒にサマーの生徒がいたのですが、まだ高校生なのでなんでもうまく着こなしていたので、診断結果にあまり納得していない様子でした。なぜならその子の肌は大分黄みが強かったからです。

本人的には肌が黄色いから「スプリング?」と思っていたようですが、色はもちろんサマーの色が似合いましたし、スタイルもサマーのスタイルを知らず知らずのうちに選んで着ていましたので、周りの生徒達は、その生徒は「サマー」であると納得していました。

また、照明によっても、色は見え方が異なります。
白熱電球色は黄色やオレンジの光が、蛍光灯色は青色の光を多く含んでおり、肌の色もそれによって変わって見え、誤診の可能性が高くなります。
それで診断は自然光や自然光に近い電球の下で行います。

おわりに

私もそうだったのですが、他人の事は客観的にみられて、何が似合って何が似合わないのかわかりやすいのですが、自分自身の事となると本当に判り辛いものです。
なので、自己判断だけでは勘違いをしてシーズンを間違えてしまう危険があります。

実は私がオータムなのでそのように感じていらっしゃるお客様には、私が見本となって納得して頂いています。

もし、勘違いをされているタイプに当てはまるようでしたら、1度プロの診断士に診断していただくことをお勧めします。

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