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ビジネスでの第一印象の大切さとは?

第一印象を良くしてビジネスを円滑に。

人の第一印象とは

文字通り第一印象とは、初めてであった人に抱く感情のことです。
その印象は相手をじっくり見て分析した結果抱くものではなく、直感的に3秒で決まると言われています。第一印象が良ければ、もっと一緒に過ごしたい、話したいなどの感情が沸き、親しくなれる確率は上がります。

逆に悪ければ、早く離れたい、話を切り上げたいなど、会話も弾まずぎくしゃくしたムードになってしまう事でしょう。

どんな方でも、初めて出会う方に対しては相手の方が同性であれ、異性であれ多少の緊張感を持たれると思います。私も仕事がら、いろいろな方と打ち合わせを致しますが、メールだけの時、お電話の時、オンラインでの打ち合わせと実際にお会いした場合ではやはり印象は変わって感じられます。
当然ですが前者よりは後者になればなるほど、より温度感があり、親近感とともに嫌悪感も強く感じられることとなると思います。

メラビアンの法則

「メラビアンの法則」とは、1971年に、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の心理学者アルバート・メラビアンが提唱した法則です。
人の行動が他人にどのような影響を与えるのかを検証実験したもので、例えば「『楽しいね』と言いながら、声のトーンは低く、不機嫌な顔している」といったような、言葉と表情、態度が矛盾している状況で、人はどんな印象を抱くのかなどの実験がなされました。

この法則は「感情や気持ちを伝えるコミュニケーションをとる際、どんな情報に基づいて印象が決定されるのか」ということを検証し、その割合を数値化しています。

メラビアンの「3Vの法則」

言語情報・聴覚情報・視覚情報が一致していない時に、どの情報が優先されるか、どの情報が相手の印象に影響を与えるかを
言語情報(Verbal)、聴覚情報(Vocal)、視覚情報(Visual)の頭文字を取って、「3Vの法則」と呼びます。

それによると、言語情報(Verbal)が7%、聴覚情報(Vocal)が38%、視覚情報(Visual)が55%影響を与えるとされています。

言語情報は言語コミュニケーションに該当します。これは、直接的に話したり書いたりすることで相手に伝える情報です。ビジネスシチュエーションではメール・チャット・電話がこれにあたります。

一方、聴覚情報や視覚情報は非言語コミュニケーションに該当します。これは、言語に頼らず相手に伝える情報です。
言葉が伝わらずとも、ボディランゲージや話すトーンなどで相手の言いたいことが推測できることも少なくありません。これが非言語コミュニケーションです。また印象を決める服装などもこれに該当すると言えるでしょう。

ビジネスで良い印象を与えるには

もちろん見た目の服装だけで、内容がないのでは、ビジネスにおいて成功に繋げることは難しいでしょう。
なぜなら、大概入り口は、メールや電話からでしょうから。

相手に誤解を与えない正確な言葉使い、
声のトーンや表情などを意識して、自分の考えをより正確に相手に伝えることが重要だと思います。
相手を良く知り、相手が求める提案は、相手にとって魅力的に感じられると思います。

ですが、その先にはWeb会議や対面での視覚情報が待っています。「メラビアンの法則」によるとその割合は、半分以上が第一印象である見た目で決まるとするならば、男女年齢を問わず「視覚情報」はビジネスを円滑に進めるための大事なウエイトを占めることになります。

パーソナルカラー診断でイメージを変える

あなたはラッキーアイテムなどをお持ちでしょうか?それを持っていると良いことが起こるとか?
もしかするとそれはあなたに一番似合っているものかもしれません。例えばそれがスマホのカバーであったりするのなら、スマホで話す度、顔に近づけたケースの色やデザインがあなたを素敵に見せているかもしれません。

パーソナルカラー診断は、自分を素敵に見せてくれるものを知ることで、色々なアイテムがあなたをひきたてる毎日を作り出すことができます。
それは色だけではなく、小物類のデザインなどトータルなコーデイネートを理解することができる事ができるからです。

つい自分が好きなものを選んで身に着けがちですが、本当に似合っているかどうかは他人からの反応で解ります。

ビジネスで第一印象をよくするために実践したい事

基本は表情にあると思います。
人は相手の顔を真似してしまう習性があるようですので、
自然とこちらが笑顔で接すれば相手の方の表情も緩んでくると思います。

声のトーンも重要な要素となります。
暗く低い声よりは明るく少し高めの声の方が話をしやすいムードを作りやすい、つまり話しやすい人になります。そして相手の話をよく聞くことも重要だと思います。

話をしている相手の方が、目を見て対応してくれないのは、とても話しにくいので、目を見て話をすることは、基本であると思います。

また、服装や身だしなみに清潔感が感じられること。必要以上の香りも敏感な人にとっては不快に感じられるので気を付ける必要があると思います。

仕事に自信を持つ事や、楽しみながら仕事をすることは、その表情や言葉の端はしに伝わるものがあります。
その熱意が伝わり良い印象に繋がると思います。

社内での対応

社内でも当然初対面の方はいるわけです。ですが社内なので1度でお付き合いが終わるわけではなく、社内での評判も気になるところです。はじめの印象は苦手意識にもつながってしまいますので特に注意したいところです。


社外での対応

社外では直接仕事につながるかどうかの対応となりますので、1度のチャンスを有効に生かす必要があります。相手の方の要望を事前によく調査の上、時間配分も考えた上で簡潔に話ができるよう心掛けたいものです。

オンラインでの対応

意外に難しいのがオンラインではないかと思います。お顔は見えているのですが温度感がなく、緊張が伝わって来るように思います。
特に1対1の場合、それで笑顔が無い、話がつまらないとなると、もう聞く気持ちにならなくなります。
上半身しか映らないため、あまり暗い服装にしないとか、バックの色を自分の顔色に合うものに変えてみる。照明の工夫をしてみるなど、画面を暗く見せないなどの工夫をすることは出来ると思います。

まとめ

日本ではドレスコードの意識が少なく、お洒落をする事があまり重要視されていない、してはいけないような気持ちをお持ちの方が元々洋服の国々の方達より多いように感じます。特に年齢を重ねた大人の男性の方は少なくないかと思います。
ですが、そのことで相手への思いの深さや真剣みを伝えることが出来たらと考えてはどうでしょう。

お洒落や身なりを整えることは、決して恥ずかしいことや罪ではありません。

自分自身を変えること、それは自分にしかできないことです。自分の人生は自分で彩って生きて良いのです。
是非自分を応援して多くの方々と交流してビジネスでもオフタイムでも、日々楽しくすごしていただきたいと思います。