「知らない人に声をかけられることはあまりない。」「黙っていると怖いとよく言われる」「黒を着ていることが多い」そんなあなたの印象を優しく変える方法を解説します。
監修:清水 充子
【取得資格】
パーソナルカラリスト1級認定講師/トータルカラリスト1級認定講師/色彩診断士/『カラースペース・ワム』パーソナルカラリストスペシャリストコース卒業/日本フラワーデザイナー協会1級(NFD)認定講師/プリザーブドフラワーデザイナー プリザーブドフラワー芸術協会(P.A.A.)1級認定講師/検定指導員
ブルベ冬(ウィンター)の特徴
パーソナルカラーのシーズンは2つのタイプに分かれます。
ハードなタイプとソフトなタイプ。
言い換えると甘いスタイルが似合わない人と似合う人です。
ブルベ冬(ウィンター)の方が怖いと思われる理由
ソフトで落ち着いた印象の方がサマー、ソフトで華やかな方がスプリング。
ハードで落ち着きのある印象がオータム、ハードで華やかなのがウインターです。
つまり、4つのシーズンの中で1番強い印象を他人に与えるのがウインターの方ということになります。
白眼と黒眼のコントラストが強く、眼力が強いので、そのシャープな印象は、時には人を寄せ付けないような強さがあります。
その印象は見かけだけではなく、ハード系の方は竹を割ったような言動になりますので、印象の特に強いウインターの方は、より強さが増して他人に伝わってしまうわけです。
日本人に1番多いのはサマーの方達ですので、その予想外の言動にサマーの方たちは驚きおののいてしまう事になります。
でも、本当はウインターの方は、傷つきやすいガラスの心をお持ちです。
その辺のギャップがウインターの方を苦しめることになるのだと思います。
ブルベ冬(ウインター)の方のお悩み
よく聞くのは「ボーっとしてただけなのににらんでいると思われて友達から嫌われた」「職場で黙っていたら『機嫌悪いの?』と言われた。」と言ったお悩み。黒を着ていると似合いすぎて「お葬式なの?」と聞かれたり、「知らない人から道を聞かれたりしない。」という人も。
そう言ったお悩みは、実は「サマーの暗い色がお似合いの方」にも見られる現象のようで、相談を持ち掛けられたことがあります。
ブルベ冬(ウィンター)の方の第一印象を良くする方法
1.お顔周りの色を明るくしてみる
ウインターの色は、鮮やかな純色とパステルカラーより薄いアイシーカラーと無彩色です。
強い色と弱い色、明るい色と暗い色の組み合わせのコントラストがウインターの方を綺麗に魅力的にみせます。
でも、原色の面積が多いと、より目立って強い印象になってしまうかもしれません。
毎日全身黒だけでも、他人から見ると強い印象となってしまうかも。
お顔の周りに明るい色を使ってみましょう。
例えば、真っ白なピュアホワイトやアイシーカラーのごく薄く明るいアイシーピンク。レモンイエローを水で薄めたようなアイシーイエローを使ってみましょう。お顔は明るくなりますが、黒や原色をいきなり持ってくるよりは少し柔らかい印象になると思います。
アクセサリーやスカーフなどの小物でも良いかと思います。
その場合下には強いヴィヴィッドの色や暗い色でウインターさんらしい組み合わせにします。
また、黒が白で薄まったような薄めのグレーも効果的です。
スカーフやジャケットコートに選ぶと、原色や黒など暗めの色やウインターのどんな色ともよく合い、品が良くおしゃれな印象になります。
2.メイクを変えてみる
メイクもやりすぎると、より強い印象になって、声をかけづらくなるかもしれません。
コントラストが大切なので、どこかを目立たせたらどこかを控えてみてください。
例えば、アイラインをひいたら、マスカラは透明にしてみるとか。
口元は色が薄めのグロスでつや感で輝きだけを強調するとか。
元々はっきりした印象をお持ちなのでお化粧をしなくても大丈夫なタイプですので、お悩みの方は試してみてください。
自分で似合う色を見つけるのはなかなか大変です。
どちらが良いか選ぶ方法としては、写真を撮って自分で見てみるのがお勧めです。
そばに判断してくれる方がいれば、その人に判断してもらいましょう。
人の印象は他人が決めるものなので、他人が「感じが良い人だ」と感じてくれる方を選んだほうが、色々な面で最終的には得です。
3.言動を気にしてみる
私の知り合いのウインターの方達は、その印象を知っているからか、いつも笑顔でいる方も少なくないです。ですが、黙っているのに笑っているのは無理ですよね。
でも、少しだけ自分を変えてみる事はできるかも。本当はこう言いたいけど少し違う言い方をしようとか。
なりたい自分に近づくには、自分でやらないと成れないので、少しだけ対応を変えて周りの反応を見てみるのは如何でしょう。
ブルベ冬(ウィンター)が似合うスタイリング
ウインターの方は、ご自分に似合うものは、はっきり知っていると思います。
なぜなら、似合わないものを着ると、どのシーズンタイプの方よりも似合わないのがはっきりわかってしまうからです。
ウインターの方のスタイリングの詳細はこちらのブログに記載しております。
参考にしてみてください。
まとめ
他人から誤解されることは嫌なものですが、その理由が見た目となるとよけい心外ですよね。
色の助けを借りて優しく見える印象を作ってみてください。
そのような誤解が少しでも減るお手伝いになれればと願っています。