大人になって新しく出来ることが増えるのはとても楽しいことです。楽しみながら自分の可能性を広げて人生を豊かにしましょう。やりたい事を見つけるための解説。
やりたいことの見つけ方
何か始めたいけれど何をしたらいいのかわからない、好きなことがはっきりわからない、本を買って満足しまう、続けられないなどのお悩みはありませんか?
私は長い間、好きなことや得意なことと聞かれると答えに困っていました。
そんな私の体験をもとに好きなこと、やりたいことの見つけ方についてのヒントをお話します。
私ってどういう人なんだろう?
自分のことは、自分ではよくわからないものです。
そんな私にある時、「目から鱗」の声が聞こえてきました。
「好きなことは言われなくても小さい頃からやっている」という言葉でした。
そこで、小さい時の自分を思い起こしてみました。
いわゆる「自分を見つめ直す」ということですね。
それまで、自己啓発本や講演を聞いて、箇条書きに説明されても、「出来そうもない」と思ってしまっていました。それは大概著名な方で、成功者になるためのお話だったからでしょうか?
これからすごい「成功者」になるではなく、「楽しみ」と「生きがい」を見つける目的で、肩の力を抜いて「やりがい」を見つけてみませんか。ずっと続けられればその先に「成功」が見えてくるかもしれません。
好きなことの見つけ方
最初に私が思いついたのは、「塗り絵」でした。
絵を描くのはあまり上手ではありませんが、好きなように色を塗るのが好きでした。
こんな感じで「私は色が好き」かも、にたどりつきました。
同様に小さな「好きなもの」と「嫌いなもの」を思い起こして書き出してみます。
「得意なこと」と「不得意なこと」を考えてみる
同様に「得意なこと」と「不得意なこと」について考えてみましょう。
「1番」だったことでなくて良いのです。
得意なこととは「隣の人より苦労しないで出来る」くらいで良いのです。「1番だった」人はそんなに多くないはずですよね。
私の場合は、「残ったおかずを入れるのにぴったりなタッパーを選ぶことができる」けれど、「あそこまで何メートル?」と聞かれてもさっぱりわからない。そんな風に些細なことを探してみましょう
因みにタッパーの能力は、講師の「決められた時間内に必要な講義材料を揃える」事に生かされています。なぜそのことに気づいたかというと、夫はいつも適当なタッパーを選ぶことが出来ないけれど距離を測るのが得意だからです。
やりたいことの見つけ方
自分のことがわかってきたら、本屋さんへ行って見るのがお薦めです。
今の時代何でも「知りたいこと」はネットで探せます。「調べたいことが決まっている」ときはネットで十分なのですが、何を始めたらよいのかわからない時は大きな本屋さんに行くことがお薦めです。
私がパーソナルカラリスト検定の教本に出会ったのが本屋さんだったからです。
今ではパーソナルカラーの情報は巷にあふれていますが、私が教本を取った時には世間でご存じの方は少なく私もまったく知りませんでした。
そのように、知らない最新の情報が一堂に揃っているので、興味のあるコーナーに足を向けてみると
自分に向いているものが見つけられるかもしれません。
学び直しにつきものの悩み
さて、自分に合いそうなものが見つけられたところで、その先にまたお悩みが出てきますね
本を買って満足してしまう
それは本当に好きな本でしょうか?
もし、その本が好きでたまらない本であれば、帰ったら直ぐに
やり始めたいと思うはずですよね。
ずっと食べてみたかったケーキが買えた時のように。
「早く本を開いて見てみたい」、「見ているとワクワクする」、「読み進めると楽しくて仕方がなく、早く続きが知りたい」
のが好きな本ではないでしょうか。もう一度、よく考えてみる必要があるかもしれません。
続かない
私も英会話の本を良く買いますが、ひとつも続きません。
なぜなら1つには、覚えても使う場所がないこと
2つ目は必要性が低いこと。
アメリカ人の知人はいますが、メールであれば、調べて翻訳することで事足りてしまうからです。
「できれば良いなー」くらいの気持ちでは、何事も長く続けられるほど簡単なものではないからです。
好きなことをやりたいことに続けるためには?
やりたいことをやるためには、まずそのための時間が必要です。
一人暮らしの方はある程度の調節がご自分でできると思いますが、家族で暮らしている場合それなりの
ご家族の協力が必要になります。
タイミングを見る
まずは、今それをできる自由な時間を確保できるかを考えてみる必要があると思います。周りの方が貴方の助けを必要としている場合に強硬に推し進めると亀裂が生じます。
また、貴方自身にも負担がかかかってしまうので、健康に被害を及ぼさないようタイミングを見計らうことが長く無理なく続けられる条件の1つだと思います。
あえて目標は小さく
大きな目標は立てる必要はありません。
小さな目標も最初はいらないくらいです。
純粋に学ぶことが楽しめれば、それで良いと思います。
私は、40歳から水泳を始めましたが、毎回1つ何かが出来るようになることがとても楽しいです。
大人になって出来ることが増えるのはこんなに楽しい物なのかと思いながら続けています。
金銭的な余裕を考えてみる
色々考えると身動き取れなくなりそうですが、ある程度続けていくと、いろいろな経費がかかってきます。
お1人りの場合は計算もしやすいですが、ご家族で生計をともにしている場合は迷惑が掛からないかどうかの計算も必要かと思います
とは言え、私は、勉強を始めた時には何も先のことは考えていませんでしたね。ただはまってやめられなくなったという感じでした。
とことん深堀りしましょう
やめられなく楽しくなったら、とことん深堀しましょう。
私が一通りの資格を取得して、この先やろうかどうしようかと悩んだ時、「好きなことは誰が何と言ってもやめるべきではない」という19才の時にエベレスト登頂を果たした日本人女子大学生、南谷真鈴さんの強い発言がTⅤから聞こえてきました。
私の師もよく「穴はいくつも掘ってはいけない」とおっしゃっています。
つまり、その穴から水が出るまで掘り続ける事が大事で、あちこちに穴を少しずつあけて、1つも水が出ないのでは仕方がないということです。
実は私は、同時にフラワーアレンジメントの勉強も始めました。どちらも楽しかったのでそれぞれの穴が深くなった時それぞれは繋がっていきました。色の配色はアレンジメントにも役に立ちましたしアレンジメントの花の位置や構図や分量のバランスは服飾のバランスやショーウィンドウの飾りつけの配置に繋がり双方の役に立ちました。
まとめ
本当に著名な方は沢山の深堀りした穴をお持ちですよね。
そうやって貯めた水はいつか、水を引きたい人が現れた時、勢い良く流れて行きます。
貯めた水が少しであれば、途中でその流れは止まってしまいます。
いつまでも、楽しく色々のことを学んで人生を豊かにして生きましょう。