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「パーソナルカラー診断で起業!実態や失敗しないためのポイント」

人生の転機にパーソナルカラー診断で起業をと計画されている方必見!

パーソナルカラー診断で起業するときに注意すべきことや失敗しないためのポイントをご紹介します。

パーソナルカラー診断で起業とは

どんなお店でもそうですが、流行っている物のお店は、いきなり増えていきます。そんな中で成功できる人はどれくらいいるのでしょうか?美容院は開業して60%が1年以内に、3年以内には90%が廃業に追い込まれているそうです。お店を開けば儲かるというわけではないので、それなりの準備やリスクを考えて起業しなければならないのは、パーソナルカラー診断で起業することも例外ではありません。

特に、診断は美容院とは違い月に1度行かなくてはならないものではありません。
また、ほとんどの人が美容院や理髪店には行っても、診断に来られる方は興味のある方だけでしょう。
そのことを充分念頭に入れておくべきだと思います。

パーソナルカラリストの仕事についての詳しいブログはこちら

パーソナル診断で起業するタイミング

人生の転機は何度かあると思います。条件が揃って、黙っていてもその道が開けてきたなら、その時が起業するタイミングだと思います。
でも、もし行き詰まったら・・も考えておく必要があると思います。

何かを始めて、3年やってもどうにもならなかったらやめた方が良いと先輩に教わりました。引き時も大事なタイミングだと思います。
では、そうならないためには、どうしたらよいでしょう。

パーソナルカラー診断での起業の実態

前にも述べましたが、診断に来て下さる方は興味がある方のみですし、1度診断を受ければ度々足を運んでくださる方は少ないです。

価格設定にもよりますが、昔から1万円くらいなのが標準価格だったようで、イベントで短時間に簡易的にやる診断は別ですが、時間をかけて診る診断は手軽な金額でもないので人数も限られます。

今は診断の種類や協会もいろいろありますので、その中での競争を勝ち抜くのは容易ではありません。

パーソナルカラー診断で起業する前に考えるべきこと

では競争が激化する中で生き残っていくにはどうしたらよいでしょう。

特色を作る

周りの同業者と同じタイミング、同じ内容では、選んでもらえないと思います。
何か自分の店でしか得られない情報や、体験などの特色が必要です。

美容院でもあると思うのです。リピートして行きたくなる技術を持っている人がいれば、自然と人が集まり長続きするでしょう。
そのように勉強を重ねたり努力していく必要があります。

副業との2本立てで始める

今までの流れでお判りのように、いきなり本格的な店舗を構えるよりは、副業的に始めるのが賢明です。
レンタルスペースで様子を見て認知されるようになる、開業の資金ができるなどの準備期間を経てだんだんと大きくしていくのが良いかと思います。

値段設定も最初から高額ではなく様子を見て通常の値段にするのが良いでしょう。始めて直ぐに成功する方は少ないでしょうし、そういう方は前々から良く計画を立てています。

仲間を作る

同じ業種の方はもちろん、そうでは無くても、起業する、した方からの情報は共有したいものです。

そのためには、勉強会や資格取得などのスキルアップ講座などには、まめに出かけ友人を増やしましょう。
悩んだり疑問に思ったときに相談できる相手がいるのは心強いものです。協会の方とも親しく成っておくと色々な情報を教えていただけることもあると思います。

イベント的に始めるのであれば、一緒にできる仲間がいれば楽しさもありますし、協力して終わった後の達成感を分かち合うのも良いものです。
予約が入らない時にも仲間がいれば、対策を考えたり知恵を出し合って乗り越えられます。

資金と融資

資金はいくらあっても邪魔にはなりません。
意外と備品にお金がかかります。

それから、ホームページや広告宣伝費、スキルアップのための費用など。

家以外でしたら家賃もかかります。

特徴としてどのようなことをするかにもよりますが、お化粧のアドバイスをするためには、化粧品や消耗品なども多く必要になります。

お金の使い方を考えて最低限の設備で始め、かけなくてはならないタイミングが来たらかけられる、かけてみる勇気や判断能力も必要になります。

計画と調査

初めから何でも準備万端に揃えて、資金を使いすぎ周辺の同業者のリサーチなどせずに大々的に始めてしまうと危険です。充分な計画とお金を少しずつかけていき、大きくしていく体制を整えていくのが大きな失敗につながらないポイントになると思います。


少し前にIT関係の企業にお勤めの方が、漁師になる計画を立て見事に何の縁もゆかりもない土地で成功を収めたドキュメンタリー番組を見ました。
彼は日本国中の港の調査を行っていました。Googleの航空写真の映像を見て、湾の形状や安全性、レジャーボートではない船が何艘あるかを調査。その船の数で漁獲量を判断してそこに家族で移住。
データ分析できる機械を多く積んでいる中古の漁船を購入し、底引き網を時速何キロで何Mひくと沢山魚が取れるのかをデータ分析。漁獲量も増えて、よそものの彼が漁協の人にも次第に信用されていったというサクセスストーリーでした。

そこまでは出来なくても、周りにどのくらいの同業者がいるくらいの認識を持つことは場所を選択する時には成功のポイントになってくると思います。

パーソナルカラーで起業するときの場所の選び方

一般に自宅でサロンを開く方と、レンタルスペースや賃貸でお店を持つかのいずれかです。
どちらにも共通して言えることは、交通状況や位置、人通りの多さや見つけやすさで場所を選ぶことは成功の1つのポイントとなります。それぞれの場所の特徴をあげてみます。

【賃貸の店舗の利点と欠点】

月決めでお家賃が発生する本格的な店舗は、毎日そこにあるので行きやすく認知されやすい利点がありますが、予約が入らない場合はかなり困った状態に落ちいります。SNSも有効だとは思いますが、高額になりますが折込広告や地方の情報誌に広告を載せる手段が意外と有効なようです。

【レンタルスペースの利点と欠点】

定期的に借りてイベント的に開催する方法です。そのお店が人通りの多い場所にあったり、イベントスペースとして注目されている場所であったりすると、いつもその近くを通っている方が、認識してくれるようになります。
予約が少ないとその日の家賃が払えない場合もありますので、SNSなどの発信力が強い方、副業的にたまにやりたい方向きです。

【サロンの利点と欠点】

自分の家でやるのであれば、家賃は発生しないので、予約が入らなくても慌てる事はないと思います。
でも、来る方にしては、敷居が高く感じると思いますし、外に看板でも出さない限りは、多くの人に認識されません。
また、生活感を感じさせないように、匂いや掃除などは念入りにする必要があります。
収入にこだわる必要がなく、楽しく趣味でやる方に向いています。

パーソナルカラー診断で起業するとありがちなこと

一見、華やかなイメージがあるかと思いますが、パーソナルカラー診断だけでそれほど目立って活躍されている方は少ないと思います。
誤解をして始めると期待はずれな結果に終わってしまうかもしれません。


起業をする事に目標を持ってしまったり、引き出しを多く持たずに今ある仕事をすっぱりやめてしまうなど、憧れ的な考え方で始めると長く続けることができなくなってしまいます。

また、家族の理解と協力は必須です。単身の方は大丈夫だと思いますが、それでも今できるタイミングかどうかを判断する必要があります。家族の誰かが貴方の手を必要としている時に、無理やりやり始めても家族関係がギクシャクしてしまい失敗の要因になってしまいます。サロン形式でやる場合は特に余裕を持って行うのが賢明です。

パーソナルカラー診断で起業した時の成功

カラリストになった方は色が好きでこの仕事に喜びを感じている方がほとんどだと思います。
幸せの形が様々なように成功の形は色々だと思います。

お金が儲かる点で言えば儲からなければ失敗と言えるでしょう。
ですが、やりがいのある仕事、好きな仕事は喜びや満足感があり、いつまでも続けていたいと思います。

いつまでも年齢に関係なくできるお仕事なので、力を入れすぎずに楽しみながら小さく始め、息の長い仕事をし続けることも成功の一つの形ではないかと思います。

パーソナルカラーで起業するために必要な資格

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