そもそもすべての有彩色は、色の中に青みが多く感じられる色と黄みを感じる色とに分かれています。
ブルーベースの方は、青みが多く含まれていると感じる色がお似合いになります。

では、どんな色がブルーベースの色なのでしょうか？

サマーのかたは、ソフトで優しく、優雅なイメージが有ります。
お似合いになる色は、原色を白や黒で薄めた色。梅雨時の空の色、
紫陽花や藤の花などのイメージの色合いが、代表的な色合いです。

ウィンターの方はハードでシャープ、クールなイメージです。
白・グレー・黒の無彩色と鮮やかな原色、クリスマスカラーやお正月、真っ白な雪やイルミネーションなどを連想させる色が有ります。

色の鮮やかさと強さ、配色の仕方に大きな違いが有ります。

日本では、信号の色、芝生の色なども「青」で表現されるように、青がかった緑、緑みがかった青なども「青」と呼ばれます。
そのことは「ターコイズ」の色味が沢山あることでお気付きでしょう。
ちなみに、青みがかった緑はブルーベースの色、緑みがかった青はイエローベースの色なので、
緑みがかった青の「ターコイズ」を選ぶと違和感があるのはそのせいです。

「青」は原色、それに白を混ぜていくと段々と水色に、黒を混ぜていくとくすんだ青となっていきます。

ウインターの方に似合う「青」は、原色の「トゥル―ブルー」黒を混ぜた「ネービーブルー」紫みの「ロイヤルブルー」明るい「チャイニーズブルー」白を混ぜた「ホットターコイズ」などがあります。

それとライトブルーの仲間で、忘れてはいけないのが「アイシーブルー」。

「アイシーカラー」とは、「パステルカラー」にもっと白を入れて色みを薄くした色で、ウインターの配色に必要な色です。

ブルべ夏サマーに似合う青は、スカイブルー、白で薄めたパステルアクアやパウダーブルー。赤みを感じるペリウインクルやグレードネービー。黒を加えたグレーブルーなどがあります。

ウィンターの方のスタイリングに必要なのはコントラストです。
色数は、少くな目で、甘さの少ないシャープでクールな印象を作ります。
無彩色の中の原色、明るい色と暗い色、強い色と弱い色などの配色がはっきりとした印象的なイメージを作り出せます。

サマーの方のスタイリングは色を諧調的に少しずつ変えること、つまりグラデーション配色です。
同じ色を明るさを変えたり、鮮やかさを変えるとまとまり感が作れます。
サマーの方自身の色との統一感が優しいイメージを作り上げます。

グラデーション配色を作るために、薄いライトブルーは必要な色と言えます。

ここに名前を挙げた色は、パーソナルカラー診断で使われるサマーとウインターの色ですが、世の中にはたくさんの色、沢山の色名が有ります。

「ライトブルー」の色見本も沢山出てきますが、サマ－の方は白や黒で薄まっているライトブルーを選ぶと良いでしょう。色白のサマーの方は、白で薄まったパステルカラーのライトブルー、褐色の色味をもっていらっしゃる方は黒で薄めたブルーがお似合いになります。

ウインターの方は、ごく薄い色め、くすみ少なめのライトブルーを選ぶを基本に選んでみてください。

ウィンターの方にも色白の方と褐色の肌色の方がいらっしゃいますので、一概にこの色と断定はできません。

どちらの方も、太陽光の入る場所でお顔に当ててみるのが間違いない選択方法ですので、お勧めです。