ブルベの方はよく「秋色が似合わない!」とおっしゃる方が多いですが、ブルベでも似合う秋色はあります!
ブルベの方でも似合う秋色の上手な取り入れ方をご紹介します。
監修:清水 充子
【取得資格】
パーソナルカラリスト1級認定講師/トータルカラリスト1級認定講師/色彩診断士/『カラースペース・ワム』パーソナルカラリストスペシャリストコース卒業/日本フラワーデザイナー協会1級(NFD)認定講師/プリザーブドフラワーデザイナー プリザーブドフラワー芸術協会(P.A.A.)1級認定講師/検定指導員
ブルべでも秋色を取り入れる方法
芳醇な季節・秋には、どのようなものが必要でしょう?
薄い長袖のインナー、薄手のジャケット、薄手のコート、ジレ、薄手のカラータイツなど。
今年はフェイクファーのベスト流行っていて店頭でも多いですね。
先日あるお店で、そのベストを着るとお客さまが「マタギになっちゃう」とおっしゃっていたとか。
流行の物をうまく取り入れて、秋を楽しみたいですね。
秋の色といえば、茶色・オレンジ・黄色・朱赤・深緑・ベージュ・紫などでしょうか。
ブルべのシーズンにオータムの色を取りれる方法、色の使い方についてお話します。
ブルべ夏(サマー)
オータムの色を明るいパウダーピンクやローズピンク系の頬を持つ
サマーの方がお顔近くに配色すると、お肌がくすんでしまい元気のない印象になってしまいます。
また、褐色のお肌をお持ちのサマーの方にとっても、マフラーやネクタイなどでもお肌が、黄みや赤みに変化しますので、お顔の近くは避けてボトムスなどでお使いください。
ブルべ冬(ウインター)
印象のはっきりとしたウインターの方にとって明度の低いオータムの色は落ち着きすぎて地味な印象になりがちです。
お顔の近くには無彩色、あるいは、ウインターの色を配置して、
オータムの彩度の高い鮮やかな色を選んでコントラストを付けて着こなすことができます。
ブルべ夏(サマー)とブルべ冬(ウインター)の秋色のスタイリング
ブルべ夏(サマー)
サマーの色は、原色に白や黒を加えたくすみ色。
秋色には、白で薄めた茶色の「ココア」、赤みの茶色の「ローズブラウン」が使えます。「ローズベージュ」「ソフトホワイト」と合わせてグラデーションを作るとエレガントな配色になります。
生地の柔らかい物を選びましょう。
赤みの紫の「バーガンデイ」も秋の深みを感じさせ、同時にサマーの方の品の良さを引き立ててくれます。銀色の金具のついた柔かな革のバッグや靴に取り入れてみましょう。
緑色は紫とともに中性色で温かみも冷たさも感じない色。
「パステルグリーン」や「ミディアムブルーグリーン」のニットはお肌を明るく引き立てます。
パステルカラーグリーンのモヘアのタートルや、ソフトホワイトの柔らかいシャツに深みの緑のカーディガンやベストなど青いデニムに合わせてシンプルな装いを楽しみましょう。
また、霜降りのセーターやジャケットは、秋の色ベースでも、遠眼に見ると白と混りあい、混色されて穏やかなサマーの色に見えます。柄は曲線や細かいチェック、小さいドットなどがお似合いです。
ブルべ冬(ウインター)
ウインターの方の秋はお顔の近くに無彩色、ボトムスに鮮やかな「オレンジ」「マスタード」などを取り入れるなどで表現できます。
「ロイヤルパープル」は「パンプキン」や「ブラック」と相性抜群。
ハロウィンのパーティーを思い切り楽しみましょう。
ただし「パンプキン」はお顔から離して使いましょう。
パステルカラーより薄い色のアイシーグリーン」や「アイシーヴァイオレット」のニットと無彩色の組み合わせで冬本番のプロローグを表現しましょう。
生地は厚手、直線を意識したラインを作ってシャープな印象を作りましょう。
ブルベ夏(サマー)が似合う秋色
実は色の名前は同じでも、生地によって発色も違い、製造メーカーによっても色は異なります。
例えばですがお薦めの色を少しご紹介します。
茶色
赤みの茶色。黄みの茶色と違いサマーの方の赤みに合います。
緑
青みの緑。さわやかな清潔なイメージになります。
紫
くすんだ紫。しっとりとした落ち着いた雰囲気。エレガントなイメージです。
赤紫
深い赤紫。クラシックなイメージになりきちんと感が出ます。
ブルベ冬(ウィンター)が似合う秋色
オレンジ
使う時は原色の鮮やかな「オレンジ」を選択。
黒のトップスに合わせてお顔から離れたボトムスに。
黒一色のコーディネートにオレンジのラインの黒靴下のようなコントラストをきかせた配色で。
紫
鮮やかな紫はウインターの方のお肌を引き立てます。
パンプキン
お顔から離した所で黒や紫と合わせて少ない面積で。
黒と紫と合わせればハロウインですね。
赤紫
靴やバッグなど小物に取り入れてもきらっとおしゃれ感があふれる華やかな色です。
ブルベさんが似合う秋色まとめ
サマーの方は一般に多いので、くすんだ秋の色も店頭には多く並んでいると思います。
白で薄めた色と合わせてグラデーションで取り入れてみてください。
ウインターの方は全身黒のフアッションの方も多いと思います。
発色の良いものを探すのはなかなか難しいですが、小物に1か所だけ秋の鮮やかな色を取り入れるだけでも、かっこよくおしゃれが出来ます。
秋の青空の下おしゃれを楽しんでイベントにおでかけ楽しんでくださいね。