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【ブルベ夏】似合う色や特徴を紹介!パーソナルカラーサマーの魅力とは?

「ブルベ夏タイプにはどんな色が似合うの?」「ブルベ夏タイプと言われたけど、どんな服を着たらいいかわからない」など、パーソナルカラーの活用方法がわからない方は多いと思います。今回は「ブルベ夏・サマー」のパーソナルカラーに似合う色メイクやファッションをご紹介します。

監修:清水 充子

【取得資格】

パーソナルカラリスト1級認定講師/トータルカラリスト1級認定講師/色彩診断士/『カラースペース・ワム』パーソナルカラリストスペシャリストコース卒業/日本フラワーデザイナー協会1級(NFD)認定講師/プリザーブドフラワーデザイナー プリザーブドフラワー芸術協会(P.A.A.)1級認定講師/検定指導員

【ブルベ夏】の特徴

日本人に一番多いのがブルベ夏・サマーの方です。一般に色白な方が多いですが、反対にダークな肌をされていらしゃる方もいらっしゃいます。白眼は青っぽい白ですが、黒目とのはっきりとした差は少なく穏やかな印象です。

【ブルベ夏】の有名人

自分と同じパーソナルカラーの芸能人を知っておくと、ファッションやメイクの参考にしやすくなります。

女性

福原遥さん、松島奈々子さん、比気愛美さん、井川遥さん、滝川クリステルさん、有村架純さん、石原さとみさん、あいみょんさん、吉岡里帆さん、明日海りおさん

男性

二宮和也さん 福原雅治さん、福士蒼汰さん、中川大志さん、内村光良さん、平野紫燿さん、佐々木蔵之介さん、佐藤健さん、オダギリジョーさん、ディ―ンフジオカさん、マツコ・デラックスさん、大谷翔平さん、藤井聡太さん、宮野真守さん

【ブルベ夏】の似合う色

サマーといっても、ぎらぎらとした真夏のイメージの色合いではなく、梅雨時の紫陽花や、朝顔、ラベンダー、曇り空のように、グレーや白で原色を薄めたような色がお似合いになります。色白の方はパステルカラーがお似合いです。ご自分で持っている色が深ければ、お似合いになる色も深く、明るさが変化していきます。サマーの色には、原色にグレーを加えた色が有りますので、褐色の肌の方は、くすみ色で、明るさも下がった色が綺麗にお肌を引き立てます。

【ブルベ夏】の似合わない色

サマーの方にとって原色は強すぎて、優しい雰囲気を壊してしまいます。
また、黄色を多く含むイエローベースの色は、お肌を赤くくすませてしまいます。
違うシーズンの色を使った場合、いずれにしてもサマーの方の良い印象が失われてしまいます。
写真の口元を手で隠して印象を確かめてみてください。

【ブルベ夏】の似合うメイク

色を使う時に一番重要なポイントは、サマーの方は色数は少なくした方が効果的ということです。
少なくするというのはモノトーンという意味ではありません。

その時のお洋服に合わせてテーマカラーを決めて、その色の明るさや彩度と言って鮮やかさを変化させてグラデーションを全体に作ってあげましょう。

また、お店で色を選ぶときには、ご自分の皮膚にのせて選びたいものです。美容部員さんが腕に付けて見せてくれる事が多くありますが、色がきれいに見えるのはその美容部員さんにお似合いになっているためかもしれません。出来るだけご自分の皮膚に合わせてみてください。

またお化粧品によっては、「ブルべ用」や「イエベ用」の表示のあるものも有りますが、見た目と皮膚にのせてみたときでは、発色が違うものがありますし、皮膚の色味で変わった色に見えるときがありますのでご注意ください。

それからここしばらくオレンジ色が流行で、どうしても流行を追いたい方は仕方ありませんが、基本的にブルべ肌の方がオレンジを身に着けると肌が赤みを帯びて顔色が悪くなります。

【ブルベ夏】の似合うファッション

エレガントでフエミニンなスタイルがお似合いです。
生地は柔らかめで薄め。流れるような曲線的な柄やドレープ。
シルエットは広がりすぎないAラインが良いでしょう。

ソフトなタイプなので、柄やボタン、金具などは小さめ、アクセサリー、小物も華奢で細い曲線ラインのものがお似合いです。
サマーの方にはシルバーやプラチナ、キラキラと光っている物よりは、マットに近いものがお似合いです。
色は1つ決めて、その色を少しずつ変化させるように全体をまとめましょう。(グラデーション配色)
なるべく大きな差を付けない配色にして、全体で1つのテーマを作ることが大切です。

時計も文字がはっきり読めるとうよりは、アクセサリー感覚の華奢で大きすぎないものを選びます。まん丸よりは、楕円の方が優しい雰囲気に合いますが、男性であれば、円であっても淵の線の細いものを選びましょう。バッグや靴も角がとがっていないもので、柔らかさをそろえます。またエレガントなサマーの方はお髭はむさくるしく、清潔なイメージが損なわれます。なるべくきれいにお手入れをした方が良いでしょう。

色・配色・スタイル

サマーのカラーは純色を白やグレーで薄めた、柔らかいパステルカラーとくすみ色。
その優しい印象から、激しいコントラスト配色は苦手です。柔かな変化を付けたグラデーション配色で緩やかで優しい変化をつけた配色を心がけましょう。
グラデーション配色には、色を1つ決めて、その明るさや鮮やかさを変化させるものと、同じトーンで色を変化させる2つの方法があります。

素材

シルク、アンゴラウール、ソフトウール、カシミア、ジャージ、ローン、ベルベット、クレープ、サテン、ジョーぜット、ポリエステル、ニット、木綿
薄く目の細かい優しい生地

流れるような曲線、小さめの千鳥模様、水玉、コントラストの少ないストライプ、ボーダーなど

バッグ

柔らかい皮、織物の布、ビーズ、ナイロンなど。
角が丸みを帯びたやわらかな形、ケリータイプやオーソドックスなデザイン

華奢なピンヒール、Tストラップ、クロスストラップ、プレーンなパンプス、フラットシューズ、
ウオーキングシューズ

小さな飾りがついたもの、金具はシルバー、細いリボンや細い紐など。

アクセサリー・小物

サファイア、ガーネット、パール、プラチナチェーンネックレス、繊細なシルバー、小さいイアリング、柔かな細い皮のチョーカーなど軽く華奢なもの。

ジョーゼットやシルクのスカーフ、シルバーのアクセサリー感覚の時計。

各シーズンとの違いと取り入れ方

ソフトで落ち着いた雰囲気をお持ちのサマーの方は、色を白やグレーで薄めた優しい色合いで、お肌が綺麗に引き立ちます。
お顔の直ぐ下の色は顔色をそのまま変化させてしまいます。ベースが違う色、強い色を使う時には、注意が必要です。

イエベ春・スプリング

サマーの方が一番よく勘違いをして来られるのは、スプリングです。同じソフトタイプで、ご自分の肌が黄色いので、自己診断でそう考えたという方が最も多くいらっしゃいます。
基本的に日本人は、黄色人種なので、黄色いのは当たり前なんですよね。
この診断は、その日本人向けに作られたものなので、ブルーベースの色がお似合いの方の中にも黄みが強い方もいらしゃるという認識でいてください。

スプリングの色は明るい澄んだ色が多いのでお洋服の色ばかり目立ってしまうようになります。面積を少なくしてお顔から離して使うようにしましょう。

ブルベ冬・ウィンター

ウインターのスタイルに憧れを抱いていらしゃる男女が、私はウインターと自己申告される方もいらっしゃるのです(私の高校生の可愛い生徒たちに多い傾向です。)が、サマーの中の色でも、パステルカラーではなく、色の濃い、深めの色がお似合いの場合が多いです。
サマーとウインターは同じ青を多く含んで見えるブルーベースです。
ですが、ソフトな印象のサマーに対して、ウインターはハードで華やかな印象です。
そのためウインターの色は強くはっきりしていて、サマーの方たちが使うとその優しさが損なわれてしまいます。

もし、サマーの方がウインターの色やスタイルのものを使いたいときには、柔らかい素材のスカーフなどで軽やかな動きとソフトな色の陰影をつけましょう。同じ色相でまとめるとよいでしょう。

イエベ秋・オータム

ブラウンで系が多いオータムの色は、サマーの方に老けた感じを与えてしまいます。
オータムの色の中でも比較的薄めの色をお顔から離したところに使うようにしてみましょう。

最後に

パーソナルカラー診断を受けたからと言って、間違っていたら、今お持ちのお洋服を全て取り替えましょうというようなことではありません。
30代前までは、比較的好きなものはなんでも似合うと思っていられますので(私もそう思っていました)、なんでもお好きなものを選んで楽しんで頂いて大丈夫です。
でも、そこを過ぎると去年大丈夫だったものが、突然違うかもと思い始め、どうしたらわからなくなる。
また、自分ではあまり気が付かないけど、あった人に「具合が悪いの?」と聞かれたり、「疲れてるの?」と大して疲れてもないのに言われる場合は、もしかしたら着ているものでそう見えているのかもしれません。

そんなときが来たら、いつでもお手伝いアドバイスを致しますので、お気軽にご利用ください。